2020-01-01から1年間の記事一覧
私が個人的に作ったものはいくつかはこのブログで紹介したりしていますが, そのように個別に紹介するほどでもない有象無象たちにも出番を与えてみようという企画です. だいたい 2019 年末ぐらいからのものが入っています. tyde github.com 型安全で自分好み…
adventar.org 流れる水が好きなので川見てます。 なんか写真を貼ろうかと思ったんですが、あまり手元になかったのでストリートビューで代用します。 上流に滝があることでおなじみの箕面川です。これは西向きで、午後いっぱい日没まで見ているとよいです。こ…
TypeScript 4.1 で再帰的な conditional type の定義に制限がなくなり (ref), 今後ますます再帰的な型定義をする / 触れることが多くなろうかと思います. 一方で TypeScript が型をインスタンス化する際の再帰の上限はそこそこ厳しく, ちょっと複雑なことを…
※この記事に含まれる内容は TypeScript 4.1 のプレビュー版のものです. 今後仕様が変わり動かなくなる可能性もありますのでご注意ください. 話題の template string types で早速遊んでみます. ゴール .foo[1].bar といった形のパス文字列を型レベルで解析し…
キーワード: 型レベル整数, 幽霊型 前回の記事の予告通り, TypeScript 4.0 で次元つきの物理量の計算を安全に行うためのライブラリを作ってみました. ただし現状では PoC で, 実用に足るかまでは考慮していません. github.com 物理量についての計算を行う場…
つい先日 TypeScript 4.0 RC がリリースされました. めでたいですね. さて TS 4.0 の目玉機能といえばなんといっても variadic tuple types ですが, これが型レベルで自然数の計算をしたいナウなヤングにバカウケということで, 界隈では一時期のタピオカミル…
みなさんテストは書いていますよね. 書いていなければふりだしに戻る. 例えば関数 add に対して, 以下のようなテストコードがあるとします. describe("add", () => { it("正しく計算できる", () => { expect(add(1, 2)).toBe(3); }); }); よさそうですね? も…
型をそえて. TL; DR (実用には向かないものの) TypeScript で Algebraic Effects (たぶん) を扱うライブラリを作ってみました. github.com 背景と課題 コールバック地獄の解決 たとえば Haskell や Scala にあるような Either モナドを, TypeScript でも使い…
TypeScript で Haskell にあるような GADT (Generalized Algebraic Data Type) っぽいものをどう表現できるかという話. GADT を使いたくなる例 式をデータとして表現したいことありますよね. あると言ってくれ. 例えば数値と数値上の関数, そして関数適用が…
TypeScript の型システムはチューリング完全ということが知られていますが, 同じくチューリング完全な言語である Brainfuck のインタプリタを実装することで, その計算能力を確認することができます. この記事のコードは TypeScript 3.8.3 で動作確認してい…
こんなことがやりたかったんじゃないし, 誰もそんなこと望んじゃいない. でもやる. 動作確認している TypeScript のバージョンは 3.8.3 です. ゴール TypeScript で階乗を計算します. 型レベルで. type F = Factorial<3>; // F = 6 アイデア まずタプル型の …
遊びです. 真に受けないでください. 動作確認している TypeScript のバージョンは 3.8.3 です. ゴール タプル型 XS から, 要素の置換 (permutations) の union 型を作る Permutations<XS> を作ります. type P = Permutations<["A", "B", "C"]>; // P = ["A", "B"</xs>…
↓ に対するアンサーソングです. blog.3qe.us 例えばこういう感じの型 T があって, ネストされた内側にある baz の型を number から string に書き換えたいとしますね. type T = { foo: { bar: { baz: number, }, }, }; もしこれが, 書き換える対象のパスを […