気がつけば Scala を書いていたので読んだものを列挙するよ

私が読んだものを読んだ順に列挙しているだけです. たぶん何の役にも立ちません.

Learn You a Haskell for Great Good!

Learn You a Haskell for Great Good!

Haskell の入門書. いや冗談ではなく. 代数的データ型とかモナドとか, Scala を書いていても役に立たなかったことがない.

英語版は上のリンクから無料で読めてお得です. 私は日本語版書籍の方を読みました.

すごいHaskellたのしく学ぼう!

すごいHaskellたのしく学ぼう!

Types and Programming

Types and Programming Languages

型システムの入門書. だから冗談ではなく. Scala の subtyping まわり色々あって最初見たときよくわからんって感じだったけど, これ読んだあとだと大体のことはそれはそうという気持ちになる.

日本語版書籍もあります.

型システム入門 −プログラミング言語と型の理論−

型システム入門 −プログラミング言語と型の理論−

  • 作者: Benjamin C. Pierce,住井英二郎,遠藤侑介,酒井政裕,今井敬吾,黒木裕介,今井宜洋,才川隆文,今井健男
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 2013/03/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • クリック: 68回
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How to make ad-hoc polymorphism less ad hoc

https://homepages.inf.ed.ac.uk/wadler/topics/type-classes.html#class

型クラスを提唱した論文. implicit 引数で型クラス表現するのそれはそうという気持ちになる.

研修テキスト

github.com github.com

ここまで読んでくると素地ができていると思うので (本当に?), あとはツールの使い方や細かい文法を勉強すればだいたい書けるようになる (本当に?). どちらも似たようなことが書いてあるので片方読んでおけば良いと思う. 後者のほうが体裁が整っていて読みやすい感じ.

Hishidama's Scala Memo

Scalaメモ(Hishidama's Scala Memo)

このあたりは読んでおいてよかった:

API ドキュメント

www.scala-lang.org

それはそう.

おまけ: DOT

github.com

DOT は Scala 3 の理論的土台として設計されているけれど, Scala 2 のような言語をモデリングしようとした結果という感じなので全く関係がないというわけではないし, まあ適当に眺めると type member やら path-dependent types を導入しようとした気持ちがわかってよいのではないか (何目線?)

特に工夫もない紫蘇ジュース

実家にいた頃祖母が作ってくれた紫蘇ジュースが飲みたいと思いつつ就寝, 翌日スーパーに行ったら実家付近で採れた紫蘇が大量に売られており, 運命を感じて即購入. というわけで特に工夫もない紫蘇ジュースを作った話をします.

以下, 紫蘇の鮮やかさをお伝えするため, 写真に一貫して謎のフィルタを適用しています. 代償として金属が妙に CG めいた感じになりましたがご了承下さい.


材料を揃えましょう.

  • 赤紫蘇 (てきとう) f:id:susisu:20180609220947j:plain これくらい. 祖母も分量を量っていなかったし, 特に味にムラがあったとかそういう思い出はないのでたぶん本当に適当で良いはず. 予め洗って水を切っておく.
  • 砂糖 (200 g くらい)
  • レモン汁 (50 ml くらい)
  • 水 (1 リットル弱, これは手持ちの鍋のサイズによる上限)

お湯を沸かす.

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沸いた. このくだり本当に必要ですか?

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紫蘇を投入.

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赤紫蘇は色素が抜けて緑色になっていく.

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ある程度煮出せたら出涸らし, 通称ドレミファラを適当に菜箸とかで取り出します. 細かいのは後で茶漉しで取り除くので気にしなくて良い.

これが世間一般には青紫蘇と呼ばれている物質.

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続けて煮出した汁にこれでもかと砂糖を投入します. 大量に入れているのは保存のためで, この時点では味は気にせず飲む際に適宜調整するスタイル. 溶かし終えたら火を止める.

さて色が悪いですね. このままでも味に問題はないのですが, ここに酸を入れて見た目の改善を試みます.

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というわけでレモン汁を投入. これは変色の様子を GIF 動画に収めたものですが, 文字が邪魔なので ☆ 1 つです.

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風情が欲しければ生のレモンを搾っても良いし, 実家ではクエン酸をドボと投入していた. 風の噂によると酢を入れる流派もあるらしい.

Vivified.

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適当に茶漉しで残った葉を取り除きつつ容器に移して完成. たまたま棚に眠っていたお茶用の容器が茶漉しもついていて最適だった.

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そのままだと激甘なので, 飲む時は水で薄めてお好みの甘さにしましょう. 大体この作り方だと二倍に薄めると丁度良いくらい.

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炭酸水で割ると爽やかさが増して, 一足先に夏が来ます.

作った紫蘇ジュースは大体一ヶ月くらい保存できるとの噂がありますが, 特に試していないので保証はしません.